こんにちは。瑞穂市のホワイトエッセンス吉田歯科医院です。
当院では、「日本矯正歯科学会認定医」という専門資格を持つ矯正歯科治療専門の歯科医師が矯正治療を行っており、お子様から大人の方まで、年齢を問わず幅広く行っています。
ワイヤー矯正治療を開始されたばかりのお客様や、現在、矯正治療中のお客様にとって、整ったきれいな歯ならびを手に入れることは、待ち遠しく、楽しみでもありますよね。
ですが、「ワイヤー矯正治療」の装置を装着したことのない方や、始められたばかりの方にとっては、
「矯正治療中に食べちゃいけない食べ物ってあるのかな?」
など、お食事の際の不安や心配ごとがあるのではないかとお察しします。
実際に、ワイヤー矯正治療の装置が装着されると、お口の中にさまざまな変化が出てきますし、お食事に気を遣う場面も出てきます。
そこで今回は、ワイヤー矯正治療中のお食事や工夫について、お話させていただきます。
ワイヤー矯正治療中に注意が必要な食べ物は?
矯正治療中のお食事は、食べ物や飲み物に特に制限はなく、基本的には普段通りで構いませんが、なかには注意が必要なものがあります。具体的に、どんな食べ物や飲み物に注意が必要なのでしょうか?
《硬い食べ物》
フランスパンや氷、おせんべい、りんご、あめ玉などの硬い食べ物を、いつもの力加減で噛んでしまうと、装置が外れてしまったり、破損の原因になることがあります。
《粘着性のある食べ物》
キャラメルやガム、お餅などの粘着性のある食べ物は、装置にくっついてしまい、歯みがきなどのセルフケアでも取り除くことが難しくなります。
《繊維質の食材や麺類など》
ネギやもやし、アスパラ、お肉など、装置に絡まりやすい繊維質の食べ物や、ラーメンやお蕎麦などの細長い麺類などは、装置に絡まりやすいです。
《着色しやすい食べ物や飲み物》
カレーやキムチ、ケチャップやソースなどは、装置に着色がつきやすいです。
また、注意が必要なのは、食べ物だけではありません。飲み物にも注意が必要です。
具体的には、コーヒーや赤ワインなど、ポリフェノールを多く含んだ飲み物は、矯正装置を変色させてしまう可能性があります。
ワイヤー矯正治療中にオススメなお食事の工夫
《歯にお痛みがある時》
お口の中に装置が装着されてから3~7日は、歯が浮いたような感じや、お痛みが生じる場合があります。これは、歯が動き始めた証拠ですので、心配はいりませんが、お痛みによって、普段のお食事に影響がでるような場合は、お痛みが治まるまで、やわらかい食べ物を選んでお食事していただくと安心です。同じ食材でも、煮物料理にするなどすると、やわらかくなります。
矯正装置は次第に慣れてきて、徐々に痛みも減ってきますので、少しずつ食べられるものも増えていきますよ。
《口内炎かできた時》
ワイヤー矯正治療中は、装置がお口の中の粘膜にあたるとこで傷ができ、口内炎を発症してしまうことがあります。矯正装置が原因で口内炎ができてしまった場合には、我慢せず担当の歯科医師に相談しましょう。場合によっては、装置にカバーをつけてもらうことで、装置が口内炎に擦れてお痛みが生じるのを防いだり、傷の治りが早くなる場合があります。
口内炎ができてしまった場合、早く治すのにおすすめの栄養素は、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6を積極的に摂取することが有効とされています。
ビタミンB群が豊富に含まれているとされる、代表的な食材には、下記の食材が挙げられます。
《物が挟まりやすい食べ物を食べる時》
矯正装置の中でも、金具とワイヤーを取り付ける「ブラケット」と呼ばれるボタンやワイヤーの隙間には、食べ物が挟まりやすく、慣れるまで食事に気を遣うと思います。
そこで、歯に挟まりやすい食べ物は、一口サイズに小さく切って、少量ずつ食べるようにしましょう。
特に、葉物野菜など、繊維質の食材は細かく切りましょう。
矯正装置に慣れてくると、食べられるものの大きさや調理方法などのポイントがつかめるようになってくる方がほとんどですので、ご安心ください。
《大きい食べ物を食べる時》
前歯で強く噛み切ったり、引っ張ったりするような食べ方は、おすすめできません。
例えば、強く噛むことが必要なスルメや骨付きのお肉など、大きな食べ物にかぶりつくような食べ方はできるだけ避けていただき、あらかじめ一口大などに、小さくさしてから食べるようにしましょう。
そして、リンゴは丸かじりせずに、すりおろしてヨーグルトなどに加えて一緒に食べるなどして、アレンジしてみるなど、ひと手間くわえることで、食べられる食材が増えるだけでなく、献立や調理法を考える楽しみもできて、矯正中の食事制限にストレスを感じにくくなると思いますので、オススメです!
《着色がつきやすい物を摂る時》
コーヒーや赤ワインなど、ポリフェノールを多く含んだ、着色しやすい飲み物を飲むときは、ストローで飲むことがおすすめです。また、着色がつきやすい食べ物や飲み物を摂取した後には、こまめに水を飲んだり、ゆすいだりすることを意識していただけると安心です。
いかがでしたか?
矯正治療中も、さまざまな食べ物を、おいしく食べるのには、ちょっとしたコツが必要なのですね。
食材をなるべく小さく切ったり、しっかり煮込んで食材を柔らかくするなど、調理法を工夫することで、矯正装置を装着してのお食事に、少しずつ慣れていけると良いですね。
矯正治療の期間は、数日で終わるものではありませんので、少しでも快適に矯正期間を過ごしていただけるよう、私ども歯科医院でも、お客様の日常をサポートをさせていただきます!
ご心配なことなどがございましたら、お気軽にご相談くださいませ。
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