こんにちは。瑞穂市のホワイトエッセンス吉田歯科医院です。
突然ですが、みなさんは、一日にどのくらいスマホやタブレット、パソコンなどを見ていますか?
今や、ほとんどの方がそういった機器をお持ちだと思いますが、動画を見たり、ゲームをしたり、SNSの投稿を行う、資料を作成する。など、電話をかける以外にも、さまざまなことができて、とても便利ですよね。
ですが、便利なあまり、「気づいたら一日中触っていたな…。」なんてことはありませんか?
実は、そういった、スマホなどの見過ぎが、歯周病を悪化させたり、口臭を発生させてしまうかもしれないんです。
そこで今回は、「スマホなどの見過ぎが、お口の環境に与える影響」について、ご紹介させていただきます。
触っている時の姿勢に要注意
みなさんは、スマホなどを触っている間、どのような姿勢をしていますか?
長時間うつむきがちな姿勢を続けている場合は、要注意です。
それは、下を向くことで、上下の歯が接触しやすくなり、無意識に歯を噛みしめた状態になってしまうためです。
この、無意識の噛みしめや食いしばりが、歯周病を悪化させてしまう原因になるのです。
スマホなどの機器だけでなく、ゲームや車の運動など、緊張状態のときや、集中しているとき、ストレスを感じている時などにも、無意識の噛みしめや食いしばりを行っていることが多いです。
そして、そうした長時間の歯の接触によって、継続的に力が加えられ、歯や歯周組織に負担を与えることで、歯周病を悪化させるおそれがあります。
歯周病に限らず、歯がすり減る、しみるようになる。など、さまざまな症状に繋がる場合もあります。
さらに、うつむきがちな姿勢が続くと、唾液腺が圧迫され、唾液の分泌が低下してしまいます。
これにより、口臭まで悪化してしまうことがあります。
触っている時の状況や自律神経が口臭の原因に
スマホなどを触っている間は、リモート会議などでなければ、あまり周囲の方とお話をすることはありません。そのため、お口周りの筋肉や舌を動かす機会が減り、唾液が減少することがあります。そのため、口臭が悪化する原因になることがあります。
さらに、自律神経も口臭の発生に関係しています。SNSやゲームなどをしていると、集中するため、交感神経が優位になります。交感神経が優位な時には、サラサラした唾液が減少し、ネバネバした唾液が多く分泌されてしまいます。本来の唾液の働きである自浄作用が低下するため、このことからも、口臭が発生しやすくなります。
いかがでしたか?
スマホをはじめとする、さまざまな機器は、現代の生活には欠かせないものですし、仕事などで使用しなければいけない状況もありますよね。
そんな時は、見る時の姿勢や時間に気をつけたり、歯の噛みしめに気づいたら、歯を接触させないようにするなど、意識するということが大切ですね。
当院では、そういった噛みしめや食いしばりによるお口のトラブルを予防するためのマウスピース治療なども行っております。
ご心配な方や、普段からスマホを長時間見ているなどの心当たりがおありの方は、お気軽にご相談くださいませ。
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