こんにちは。瑞穂市のホワイトエッセンス吉田歯科医院です。
突然ですが、皆さんは、
「朝、起きたときに、歯の痛みやあごの疲れを感じて、スッキリ起きられないなぁ。」
「最近、詰め物やかぶせ物が外れやすいなぁ。」
と、感じたことはございませんか?
ひょっとしたら、それらの不調は、「歯ぎしり」や「食いしばり」が原因かもしれません。
いまや、成人の70〜80%もの方が、「歯ぎしり」や「食いしばり」を経験していると言われています。しかも、そのほとんどの方が、自分では気付かず、無意識に行ってしまっています。
実際に、「家族から、寝ているときに、歯ぎしりをしていると言われた。」など、周りの方からのご指摘を受け、ご相談にいらっしゃるお客様も多いです。
「歯ぎしり」や「食いしばり」は、歯やあごに、長時間にわたりストレスを与えて続けてしまい、負担をかけるだけでなく、さまざまな不調を引き起こす原因にもなるのです。
そんな、歯ぎしりや食いしばりによる、歯やあごへの負担を減らすために当院で行っているのが、「歯ぎしり防止装置」を使用した治療です。
皆さんは、「歯ぎしり防止装置」という言葉を聞いたことがありますか?歯科医院によっては、「ナイトガード」という名前の歯科医院もあります。
あまり聞き覚えのない方もいらっしゃるかもしれませんね。
そこで今回は、「歯ぎしり防止装置」とは、どのようなもので、どんな効果があるのか、お話させていただきたいと思います。
「歯ぎしり」や「食いしばり」なぜしてしまうの?
「歯ぎしり」や「食いしばり」は、就寝時に深い眠り(ノンレム睡眠)から浅い睡眠(レム睡眠)に切り替わるときに起こりやすいとされています。
原因は、ストレスや飲酒のほか、かみ合わせが悪いことやかぶせ物が合っていないことなど、お口の中の状態も原因になると言われていますが、まだハッキリとは分かっていません。
また、重いものを持ち上げるなどの力仕事や、テレワークなどの同じ姿勢が続くことなどで、「食いしばり」が起こりやすくなります。
このように、無意識のうちや、仕事などのやむを得ない事情が原因となり得ることが多いため、「歯ぎしり」や「食いしばり」自体をやめることは、ご自身の力だけで改善することが難しい。ということが分かります。
しかし、だからといって「歯ぎしりや」「食いしばり」を放っておいて良い。ということではないんです。「歯ぎしり」や「食いしばり」を日常的に続けていると、具体的に、どのような問題が起こるのか、次にご説明させていただきます。
「歯ぎしり」や「食いしばり」を続けていることで起こる不調は?
「歯ぎしり」や「食いしばり」を日常的に続けていると、歯やあごの不調だけにとどまらず、さまざまな不調が起こります。主に、下記のような症状を引き起こします。
・歯がすり減り、しみる
・歯や歯の根にヒビが入る
・歯が割れる
・歯ぐきの腫れや膿が出る
・歯のつめ物やかぶせ物が外れやすい
・顎や首の筋肉の痛みや頭痛
・舌の横に歯型の痕がつく
・あごに疲労感が残り、目覚めがスッキリしない
・あごの骨がコブのように盛り上がる
・顎関節症になる
・顔のエラが張ってきて、顔が大きくなる
治療法はいくつかありますが、現状では「歯ぎしり防止装置」や、ナイトガードなどとよばれる、透明のマウスピースを、就寝時に装着する方法が効果的です。
「歯ぎしり防止装置」とは?
「歯ぎしり防止装置」は、まず、お客様の歯型をとり、模型を作製し、それに合わせてお客様に合ったオーダーメイドのマウスピースを作ります。
就寝時は、主に下あごが動くので、下あごの「歯ぎしり防止装置」を作成し、就寝時に装着していただくことが多いです。ですが、下あごには舌があり、装着時の不快感がある方もいらっしゃいますので、そういった方には、上あご用の「歯ぎしり防止装置」を作成することもあります。
「歯ぎしり防止装置」を装着していることで、たとえ「歯ぎしり」や「食いしばり」をしてしまっても、マウスピースがすり減っていくだけで、ご自身の歯がこれ以上、すり減るのを防ぐことができます。
実際に「歯ぎしり防止装置」を使用されているお客様からは、
「マウスピースに穴があいて、やっぱり自分は歯ぎしりしていたんだなって気がつきました。」
「マウスピースのすり減りが、自分の歯だったらと考えるとこわいですね。装着していて良かった。」
などのお声を多くいただいています。
また、「歯ぎしり防止装置」全体で歯にかかる力を受け止めるため、1点に力がかかるのを避けて、力を分散させ、歯への負担を軽減させる効果もあります。
そのため、「歯ぎしり」や「食いしばり」による不調を改善したい方だけでなく、セラミックなどの審美性の高い詰め物やかぶせ物を保護し、長持ちさせたい!といった方などにもおすすめです。
いかがでしたか?
ご自身で「歯ぎしり」や「食いしばり」をしている自覚が無い。といった方も、上記のような不調をご経験されたことのある方は、「歯ぎしり防止装置」が必要かどうか、ぜひ一度、歯科医院で診ていただくことをおすすめします。
また、つめ物やかぶせ物など、治療した歯を守りたい方、長持ちさせたい方などのご利用も多い治療法です。
ぜひ、お気軽にご相談下さい!
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