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歯医者さんがおすすめする、赤ちゃんの食事の工夫とは?

2023年11月8日

こんにちは。瑞穂市のホワイトエッセンス吉田歯科医院です。

日に日に寒さが増してきて、秋の訪れを感じるようになりましたね。
寒くなってくると、どうしてもお家にこもりがちになってしまうことが多い私ですが、寒さなどへっちやらな子どもたちは、いつでも元気いっばいに外で遊んでいます。

子育ては、何かと不安になることがあったり、大変なこともありますが、子どもたちが健やかに過ごしてくれることが、親御様にとっては、何より嬉しいことですよね。

瑞穂市 歯医者 離乳食と歯の関係 吉田歯科医院

ふり返ってみると私は、初めての育児の時は、何かと不安になることも多くあり、中でも離乳食については試行錯誤しながらの毎日だったような気がします。

離乳食期のお子さまがいらっしゃるご家庭では、お子さまに歯が生え始め、食べられるものが増えてくると、親御様にとっては、「次は、何を食べさせてあげようかな?」と、考えたり、調理する事が楽しみでもあり、喜びを感じる瞬間でもありますよね。

離乳食期のお子さまがいらっしゃる親御様から、
「赤ちゃんって、味が分かるの?」
「離乳食と歯の成長って関係あるの?」
など、赤ちゃんの味覚についてや、離乳食と歯の関係について、いくつか質問をお受けすることがあります。

赤ちゃんは、実際に味を感じるのでしょうか?また、いつ頃から、どんな食べ物や調理法で離乳食を進めていけば良いのでしょうか?確かに、気になるところですね。
そこで今回は、私たち歯医者さんがおすすめする、赤ちゃんのお食事についてやその工夫についてお話させていただきます。

赤ちゃんにも味覚はあります!

赤ちゃんは、まだ味を感じないのではないか?とお考えの親御様もいらっしゃるのですが、実は、赤ちゃんにも味覚はあり、「甘味・酸味・苦味・旨味」などの味が分かるんです!

ですから、離乳食のうちから、自然な味をしっかり覚えさせてあげると、味覚が豊かになり、よりお食事を楽しむことができるようになります。
そう考えると、献立を考えたり調理することも、より楽しくなりますよね。

瑞穂市 歯医者 離乳食と歯の関係 吉田歯科医院  瑞穂市 歯医者 離乳食と歯の関係 吉田歯科医院

また、「いきなり離乳食って始めて良いの?」「スプーンの練習は必要なの?」など、そういった離乳食を始めるための準備は必要なのか、気にされる親御様も多いですが、以前は、スプーンに慣れさせたり、果汁を摂取させてあげることが、すすめめられていました。

ですが、現在は「必ずしも必要ではない。」とされています。
その理由として、低月齢のうちから果汁を飲ませることは、赤ちゃんの胃腸への負担が大きくなると考えられているからです。また、早くから果汁を飲ませてしまうことで、アレルギーの原因にもなりかねませんので、現在では、それらのことによるリスクの方が心配されています。

離乳食はいつから開始すると良いの?

離乳食の開始時期は、悩まれる親御様も多いようですが、一般的には、お子さまが食べ物に興味を示す仕草をするようになったり、哺乳反射(ほにゅうはんしゃ)といって、舌を前に押し出すような動きが弱くなってきたなどの様子が見られるようになるのが生後5~6ヶ月頃で、その頃が授乳と並行して離乳食を開始する時期とされています。

ですが、赤ちゃんの発達よっても時期は前後しますので、親御様の判断やお子さまの発達に合わせて、あせらず進めていくことが大切ですね。

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離乳食の与え方を工夫し、健やかな歯を育てましょう

離乳食は、健やかな歯を育てることと、密接に関係しています。離乳食の与え方を工夫してあげることで、歯ならびや、発音・発語をはじめ、全身的な健康などにも実は関わってくるんです!

「食べることに、まだ慣れていないから」と、つい赤ちゃんが食べやすいように、お口の奥の方までスプーンを運び、離乳食を与えてしまいがちですが、そうすると、舌の力が発達せず、舌の位置が低い「舌低位(ぜつていい)」と呼ばれる状態になりやすいです。

おすすめの離乳食の与え方は、まず、スプーンに食べ物を乗せたあと、赤ちゃんによく見せてあげてください。その後、ゆっくりとスプーンを下唇の先あたりまで持っていって、離乳食を与えてあげてください。この時に、食べ物をスプーンで奥まで入れないようにしてあげると良いですよ。
すると、赤ちゃんは、舌と上顎で食べ物をつぶし、お口の奥に送って食べ物を飲み込みます。

そうすることで、唇や舌の筋肉が発達し、それと同時に、歯の生える場所となる上顎を刺激し、発達させることにも繋がります。

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離乳食は、赤ちゃんが自分で食べることが出来るようになるためのトレーニングでもありますので、根気よく見守る気持ちで、ゆっくり時間をかけて行う必要があります。そのためには、親御様の心にもゆとりが必要ですので、あせらず、楽しみながら取り組めると素敵ですね。

月齢別 離乳食の進め方の目安

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5~6ヶ月頃

1日1回から開始します。
母乳やミルク以外の食べ物に慣れさせていきましょう!
離乳食を飲み込むことや、その舌触り・味に慣れることが目標です。
固さの目安は、ヨーグルト状・ポタージュ程度です。
味付けや調味料は必要なく、だし汁やスープでのばす程度でOKです。

7~8ヶ月頃

1日2回に増えます。
毎日、だいたい決まった時間に食べさせてあげるようにしましょう。
前歯が生えてくる時期になります。ですが、まだしっかり噛むことは出来ません。
舌と上顎で、押しつぶせるものを与えてあげましょう。
固さの目安は、お豆腐程度のやわらかさです。
味付けは、ほんの風味付け程度。だし汁やみそ、塩など、ごく少量ならOKです!

9~11ヶ月頃

1日3回になります。
上下4本の歯が生えそろう時期です。前歯でかみきり、歯ぐきで食べ物をつぶす練習を始めましょう。
9カ月頃以降は、鉄分が不足しやすいので、赤身の魚やレバーを取り入れることもおすすめです。
固さの目安は、弾力のあるバナナ程度のやわらかさです。
味付けは、だし汁を中心に薄味がおすすめです。ケチャップやマヨネーズも、少量であればOKです。

1歳~1歳6か月頃

1日3回になる他、1日1~2回の間食をとるようになります。
エネルギーや栄養素を、食事のほとんどからとれるようになる時期です。
母乳やミルクは、お子さまの卒乳の進行状況に応じて与えてあげましょう。
固さの目安は、弱い歯の力で、かみつぶせる肉団子程度のやわらかさです。
味付けは、それぞれの食材の味を生かしながら、基本は薄味で調理することがおすすめです。
バターや植物性油は少量にとどめると良いですよ。

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実は、赤ちゃんのお口の中には、本来、もともと虫歯菌は存在しないんです。
おもに、親御様や、おじいちゃん、おばあちゃんなどの唾液を介して、虫歯菌が感染する可能性があります。ですので、大人が使用したお箸やスプーンで、離乳食を食べさせるのは控えるようにしましょう。

 

いかがでしたか?
お子さまの発達により、離乳食の進め方はさまざまです。
お子さまの好みや、月齢に合った食材・調理法で離乳食を進めていき、時には、市販のベビーフードなどを活用しながら、ご家族で楽しい食事の時間を過ごしていただくことが、何より大切ですね。

そういった素敵な時期を過ごされる中で、離乳食は、お子さまの健やかな歯や顎を育てることと密接に関係している、ということを、少しでも多くの方に知っていただき、離乳食を与えてあげる際の参考にしていただけると嬉しいです。

当院では、小さなお子様の検診や治療も行っております。歯のことや離乳食のことなどで、気になることがございましたら、お気軽にご相談くださいませ。

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