こんにちは。瑞穂市のホワイトエッセンス吉田歯科医院です。
まだまだ暑い日が続きますね。
暑い日には、冷たい食べ物や飲み物もおいしく感じますし、熱中症対策のためにも、摂取される方もいらっしゃるかと思います。ですが、虫歯の進行によって、冷たいものがしみたり、お痛みなどの症状があると、非常にお辛いですね。
虫歯によって、冷たいものがしみる場合は、以前「虫歯の進行度」の記事でご紹介させて頂いたように、 エナメル質の下にある、象牙質と呼ばれる部分まで進行してしまった虫歯の可能性があり、その場合、虫歯の進行度は、歯科用語で、C2 (シーツー)と呼ばれる状態です。
虫歯の穴は内部で大きく広がっていますが、まだ、中の神経には達していない状態で、冷たいものや甘いものがしみるなどの症状が現れ始めるため、虫歯に気付き始める方も、中にはいらっしゃいます。
このような状態の虫歯を治療する方法はいくつかございますが、奥歯に適応される代表的な治療方法の一つに、「インレー修復」という詰め物の治療方法があります。
そこで今回は、「インレー修復」という治療方法について、お話させて頂きます。
インレー修復とは?
前から数えて4番目以降の歯で、先ほどご説明させて頂いたように、歯の神経を残せる虫歯の場合に行うことが多く、歯と歯の間の修復や、プラスチックの樹脂の充填では、強度が不足するような広い範囲の詰め物が必要な場合に行われる治療法です。
完全に被せてしまうのではなく、ご自身の歯は一部残ります。
治療の手順は、まず、局所麻酔をした後、虫歯になっている箇所を削って取り除き、形を整えます。
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その後、歯の型をとり、削合部分に合わせた人工物の詰め物を作ります。
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後日、出来上がった人工物の詰め物を、削合部分に合わせて装着して治療が完了となります。
インレーの材料と選び方
インレーの材料は、銀や金、白いものなど、歯科医院によってさまざまですが、材料を選ぶ基準としては、大まかに、①丈夫さ・強度、②見た目・色、③生体安全性・身体への影響、④経済性・費用、の4つがあります。
せっかく治療が終了しても、
「口を開けると、銀色が目立って気になるな…。」
など、想像と違い、見た目を損なってしまったり、強度や身体への影響、費用の面などで、術後にトラブルが起きてしまう事は、非常に残念ですよね。ですので、インレー修復を行う際には、材料選びも非常に重要となります。
当院では、私ども医療者側が一方的に材料を決めることはなく、お客様と一緒になって、治療方法や材料を相談し、決定していきます。そのため、治療の際には、お客様のご希望を伺い、お客様のお口の状態を判断して、豊富な材質のメニューの中から、どれがお客様に適しているかを考慮して、アドバイスさせていただいておりますので、安心して下さい。
また、「昔に治療した銀の詰め物が入っているのですが、白く出来ますか?」というご質問も、よくお受けしますが、確かに、お口を開けた時や、笑った時に見える場所に金属の色があると、気になるという方もいらっしゃるかと思います。
当院では、虫歯などの歯の病気を治し、歯の機能面を改善するだけでなく、「詰め物の色が気になる」「隙間が開いている」などの見た目の改善を追及した、「見た目の治療・いわゆる審美治療」も行っておりますので、見た目に関するご希望がおありのお客様には、そういったお悩みを解決できるプランもご提示し、ご希望に応じて、見た目の改善についてもお手伝いをさせていただいております。
治療や材料に関するご質問や、ご不安な点などがございましたら、遠慮なくご相談下さいませ。
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