こんにちは。瑞穂市のホワイトエッセンス吉田歯科医院です。
今日は、みなさんも気になる虫歯の話にも関わる砂糖の話です。
「虫歯の原因は、甘いものを食べるから」というのは、なんとなく聞いたことがあるのではないでしょうか?
虫歯の原因にはいくつかの要因があるのですが、そのうちのひとつが砂糖などの糖質です。
他にも、歯の質や歯磨きの頻度や状況など様々な要素が関係するのですが、砂糖の摂取量はやっぱり重要です。
<砂糖の量には驚きです>
例えば、コーラ(500ml)には80g、スポーツドリンクには30g程度入っています。凄い量ですよね。これを聞くと、飲むのが怖くなります。
お子様が好きなジュースやお菓子にはたくさん入ってるんだろうな、と想像がつきますが、実は食パンにも結構入っています。(私も、パンを作った時に、こんなに入れるのか!と驚きました。たくさん入ってると美味しいんですけどね…。)
<虫歯菌は砂糖が大好き>
こうやって考えてみると、砂糖って、思ったより摂取していることが多いんです。
砂糖の摂取量が多いと、歯の汚れ・プラークもベタベタしていて歯磨きで落としにくいので、砂糖を栄養にする虫歯菌とそこから出る酸で、虫歯になりやすくなってしまうのです。
ちゃんと磨いているのに虫歯になってしまう・・・という方は、砂糖の量を減らすことで、お口の中の状態が良くなり、虫歯になることも減るかもしれません。
<砂糖を減らして、虫歯も減らす>
実際に患者様から「昔から虫歯になりやすくて。あっちを治したら、すぐこっちも虫歯、なんて感じで、困るわ。」と相談を受け、お話を伺うと、「炭酸飲料が大好きです。」とか、「仕事中は常に飴をなめています。」と言われる方も少なくないです。
そういったお客様には、「砂糖の量を減らしましょう。」というお話をして実践していただくと、次のクリーニングでお会いしたら、歯の汚れが少なくなっていたり、付いていても粘り気が減っていて、サッと落としやすい状態になっていることがよくあります。
また、お子様にとっては「ジュースをやめる」というのは少し楽しみが減って残念ですから、「ジュースを飲んだときは、最後にお茶やお水を飲んでね。」とか「お菓子を食べるなら、一緒に飲むのはお茶にしようね。」とお願いしたりしています。
このように、少し食生活を変えるだけで、お口の中は大きく変化してくれます。
虫歯菌は砂糖が大好きです。
習慣になってしまっていると気づかないことが多いですが、一度食生活を見直してみるといいですね。もちろん、食べた後の歯磨きも、大切ですね。
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