【セレック】

当院では「セレック」システムを導入し、院内で歯の修復物をスピーディかつ精密に作製しています。
従来のように歯型を採取してから外部の技工所へ依頼する必要がなく、歯型取りの苦手な方や忙しい方にも配慮した治療が可能です。
口腔内スキャナーを使って取得したデジタルデータをもとに、コンピューターで詰め物や被せ物の形状を設計し、高精度のミリングマシンで削り出すため、個人の歯列に合わせたぴったりの修復物が仕上がります。
型取りの不快感を軽減しながら時間のロスを抑え、白く自然なセラミック素材を短期間で装着できる点が大きな特長です。
見た目だけでなく噛み合わせも考慮し、なるべく歯を削らず、将来的なリスクを抑えながら、美しさと機能を両立した治療を目指しています。
セレックによる院内完結型の治療は、患者様の負担を少なくし、迅速かつ安心感のある歯科医療を実現するために欠かせない設備として活躍しています。

【口腔内スキャナー:WEスキャン】

ホワイトエッセンスが大手メーカーと協力しながら開発した「WEスキャン」は、全顎スキャンが約3分、重量198gという軽さを実現したデジタル印象採得装置です。
シリコン印象の約2.5倍にあたる「20μm」単位の高精度が特長で、厚生労働省の医療機器承認も取得しています。
従来の印象材による型取りで悩まされがちな嘔吐反射や不快感を大幅に軽減し、患者様にとっても歯科医療従事者にとっても負担が少ないのが魅力です。
ホワイトニングやセラミック修復、マウスピース矯正など、多彩な治療プランとスムーズに連携できるのもデジタル化の大きな利点です。
国内の研究開発施設で品質管理を徹底しながら生産されているため、導入コストを抑えつつ、精度の高い印象採得を可能にしています。

【デジタルシェード測定器:WEシェード】

歯の白さや色味を細かく数値化し、審美治療の精度を高めるために開発されたのが「WEシェード」です。
ホワイトニング材をはじめ、独自に研究開発を行うホワイトエッセンスのチームが、歯科医院向けに使いやすく改良を重ねました。
目視だけでは捉えきれないわずかな色調差や透明感を正確に判別し、患者様にも分かりやすいデータを示せるため、術前・術後の比較や治療計画に役立ちます。
薬事認可取得にあたっては大学や専門家との連携を深めながらエビデンスを積み重ね、安心して臨床で使用できるよう管理されています。
歯科技工士や衛生士とも情報を共有しやすく、セラミックやレジンを用いた補綴物の仕上げも精巧さが増すのが大きなメリットです。

【ホワイトニング照射器(クラスⅡ)】

ホワイトエッセンスが約3年かけて開発したホワイトニング専用の照射器「WE Light クラスⅡ」は、歯面漂白用光活性化装置として厚生労働省からクラスⅡの医療機器認可を受けています。
ホワイトニング材を活性化させるための光出力や波長の設定にこだわり、照射時間や温度上昇など患者様の負担を抑える工夫が凝らされています。
外部の研究機関や歯科医師と協力し、エビデンスを積み上げながら開発されたため、安全性と漂白効果のバランスがしっかり確立されている点が特徴です。
従来のオフィスホワイトニングよりも効率的に歯を白くでき、痛みや知覚過敏が起こりにくいよう配慮されているため、忙しい方や敏感な方にもおすすめです。

【ウルトラファインバブル】

ウルトラファインバブルは、歯科治療やクリーニングで使用する水に極めて微小な気泡を含ませる技術で、ホワイトエッセンスの研究開発チームが大手メーカーと協力しながら改良を続けています。
通常の水道水だけでは除去が難しい歯周ポケット内の汚れやバイオフィルムにも、微細な気泡が入り込みやすいのが大きな利点です。
歯周病やむし歯の予防効果を高めるだけでなく、洗浄時の刺激を軽減し、歯や歯茎に優しいケアを可能にします。
こうした付加価値の高い医療機器の開発は、国内の専門大学研究室との産学連携や工場併設の研究施設で進められており、高度管理医療機器の承認取得も視野に、常に改良が続けられています。

【スマイルシミュレーション】

ホワイトエッセンスが提供する審美治療では、患者様が治療後のイメージをつかみやすいよう、スマイルシミュレーションを活用しています。
歯の色や形をデジタル上で変更し、ホワイトニングやセラミック修復後の口元をシミュレートする技術です。
国立大学や私立大学の研究職と連携しながら得たデータやノウハウをもとに、患者様が納得しやすいカウンセリングを実施できるよう開発されました。
術後の色味に関する不満や想定とのギャップを減らし、治療計画をより具体的に立てるために不可欠なシステムです。
厚生労働省の認可対象外となる部分でも、歯科医療の付加価値を高めるサービスとして、多くの歯科医院で導入が進んでいます。

【滅菌器】

当院では高圧蒸気滅菌器を使用し、ウイルスや細菌を完全に死滅させる徹底的な衛生管理を行っています。
ホワイトエッセンスが開発した医療機器の数々と同様に、国内工場での安定した品質管理があるからこそ、高度管理医療機器の承認取得に向けた取り組みも進みやすくなります。
滅菌器の導入は歯科医院経営においても必須であり、患者様からの信頼を得るための大切なステップです。
器具を個別に滅菌パックに入れて管理し、使用直前に開封することで院内感染のリスクを最小限に抑えています。
安全性を最優先に考え、国立大学の研究室とも連携しながらエビデンスを蓄積し、最新のガイドラインに準拠した衛生対策を徹底しています。

【位相差顕微鏡】

歯周病菌やむし歯菌といった口腔内の微生物を可視化できる「位相差顕微鏡」は、ホワイトエッセンスが提供する除菌プログラムとも相性の良い機器です。
原因菌を患者様と一緒に画面で確認することで、定期的なクリーニングやセルフケアの重要性を強く実感していただけます。
産学連携や歯科医師との意見交換を通じて改良を重ねてきた除菌システムと組み合わせることで、表面的な治療だけでなく原因菌の動きを把握したうえでの予防医療を実現します。
歯科医院経営の視点から見ても、位相差顕微鏡の導入は患者様の満足度を高める大きなポイントとなっています。

【プラセンタ導入機器】

ホワイトエッセンスが開発・改良を続ける美肌ケア製品の一環として、プラセンタ導入機器を当院でも導入しています。
研究開発施設での試験や、大学研究室との連携のもと、針を使用しない超音波方式でプラセンタエキスを肌の奥に届ける技術が確立されました。
歯科医院でありながら、歯とお口周りのみならず、全体の若々しい印象づくりまでトータルにサポートできるのが強みです。
外科とは異なり、痛みや出血のリスクを抑え、短時間で施術できるため、忙しい方や初めての方でも取り入れやすい点が好評です。
国産プラセンタの安全性や薬事に関する認可取得にもこだわり、多くのエビデンスを蓄積しつつ製品のブラッシュアップを続けています。