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それって歯ぎしりのせいかも?

2022年3月11日

こんにちは。瑞穂市の吉田歯科医院です。

少しづつ暖かくなってきましたね。昨日は子どもたちがてんとう虫を見つけ、興味津々で観察していました。

さて、今日は気になるこのお話です。
皆様の中にも、同じような疑問を持っている方はいらっしゃいませんか?

Q、自分なりには歯は大事にしているつもり。なのに、被せ物が欠けたりブリッジが壊れたり、しょっちゅう治療が必要で本当に困っています。

A、もしかして夜中に歯ぎしりをしていませんか?過剰な力がかかって歯が傷んでしまっていないか一度確認した方が良いですよ。

【歯ぎしりによる歯への影響】

歯ぎしりは眠っている時に無意識に行うので、起きている時と違って力の加減が効かず、たいへん強い力が歯にかかります。

歯ぎしりが起こるのは1時間に5~6回程度と短時間ですが、下あごをギリギリとグラインドさせて歯を揺さぶります。短時間であっても、歯ぎしりの力は強大なのです。
そういった過剰な力は被せ物や詰め物を壊すだけでなく、実は歯そのものを破壊し、歯の寿命を縮めてしまいます。

歯ぎしりが引き起こす歯への害の中でも、患者さんにとって最も辛く、私たちにとっても患者さんにお伝えするのが一番苦しい気持ちになるのが、「歯根破折」です。

「歯根破折」とは、噛む力に耐えきれなくなった歯根が縦に避けるように割れてしまうことで、いわば歯の「疲労骨折」です。
細菌だらけの口の中で、割れて汚染された歯を炎症が起きないように再利用することはとても困難で、ほとんどの場合、抜歯になります。

歯根破折をおこすリスクがもっとも高いのが、神経を取って治療してある歯です。歯に栄養を送っていた神経が失われることにより、枯れ木のようにパキッと割れやすくなってしまうのです。

また、歯周病の炎症によって減ってしまった歯を支える骨に強い力が加わると、骨の破壊がさらに進み、歯周病の悪化が加速してしまいます。

歯根破折も歯周病の悪化も、歯を失う大きな原因です。

無意識に行っている歯ぎしりの力は、歯の寿命を縮める大敵なのです。

【歯ぎしりは遺伝します】

・睡眠中の歯ぎしりは、子供で14%~20%、成人で8%~12%、50歳以上で3%~5%の方にみられ、年齢と共に減るものの、遺伝する可能性が昔から指摘されています。

【歯ぎしりの改善方法】

まず歯ぎしりに気づくにはどうしたら良いのでしょう?
ご家族から歯ぎしりをしていると言われたことはありませんか?
起床時に歯がうずいたり顎や首が痛み、2~3時間すると楽になる方は就寝中の噛みしめが原因かもしれません。首の寝違えと混同しやすいので要注意です。

まず歯ぎしりを減らすには「良い睡眠」を取ることです。
夜中の歯ぎしりや噛みしめは、80%以上「浅い睡眠」が原因で起こります。心地よい睡眠で歯ぎしりを減らしましょう。

次にストレスマネジメントを心がけましょう。
ストレスは不眠症に関連する血中コルチゾールの分泌を増やし、眠りを浅くします。散歩などの気分転換や適度な運動を取り入れるといいですね。

そしてお酒はほどほどに。アルコールは睡眠の質を下げるので逆効果です。
また睡眠時無呼吸や逆流性食道炎のかたは、いびきが原因で眠りが浅くなる場合があります。治療を優先しましょう。

昼間の歯ぎしりなら、気付きさえすれば改善は可能です。いい睡眠を取れば、ある程度は改善出来る可能性もあります。もっとも有効なのが、夜間のマウスピースの装着です。マウスピースをして眠ると、約9割の方は歯ぎしりが一旦やみ、3週間ほどして装着に慣れるとまた始まりますが、マウスピースが歯にかかる力を分散させ、歯の代わりに削れてくれます。保険でも作る事ができますので是非毎晩使ってください。

当院でも歯ぎしり用マウスピースの作成を行っていますので、お悩みの方はぜひご相談下さいね。

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